体育会系商社マンの米国株投資

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テンバガーの夢を掴め!個別株投資の狙い、醍醐味、リスクをエヌビディアで語る。

前回は「個別株の銘柄数が増えてしまう方へ。分散は6銘柄まで」というお話をしました。今回は、「その個別株投資の狙い」についてお話します。

個別株の狙いは「爆上げ」に尽きる。

私が狙っている個別株の特性を一言で言うと、「爆上げ」です。大変夢見がちな事を言っておりますが、私の場合、個別株投資の狙いはこれに尽きるかなと思います。

ここでは最近話題のエヌビディアを例に2年間の推移を見てみます。

2023年1月頭の14ドルから、現在の株価は140ドルに成長。約2年間で+1,000%、ちょうど10倍になっています。投資業界で俗に言う「テンバガー」ってやつですね。

私の場合は今月、新NISA枠を全て埋める為に、追加でエヌビディア株を48万円分購入したのですが、それを除外して長期保有分だけを見ると、元本134万円に対して、現在の評価額は1,110万円と約8倍に成長しています。エヌビディアだけでほぼ1,000万円(為替を加味すると1,000万円以上)の含み益となっています。

これこそが個別株の最大の魅力であり、またポートフォリオを最適解であるインデックス投資だけにしていない理由です。

上図の通り、勿論インデックスファンド:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)にもエヌビディアは含まれていますが(2024年11月末時点で約6%)、分散が効いている分、1社が爆上がりしても、その効果は希薄化します。

その爆上がりの恩恵を掴みに行くための個別株投資となります。

私の目線:2年~3年で2倍かそれ以上

では個別株選定の基準は何か?私の目線としては、「2年~3年で2倍か、それ以上」になると期待できる銘柄に厳選しています。

逆に言うと、成長の期待度がそれ以下であれば、インデックスファンドを保有するのと大差がないので、素直にインデックス投資一本で良いかなと思います。

個別株のリスク:買い持ちするのは大変

他方、ご存じの方も多いと思いますが、エヌビディアはボラティリティが非常に高く、価格が乱高下するので長期保有が非常に難しい銘柄です。

上図のチャートを見れば一見大した事ないように見えますが、過去のチャートを見るのと実際に保有しているのとでは天と地ほどの差があり、エヌビディアはハラハラドキドキのジェットコースター銘柄だと思います。

私自身も2018年に初めてエヌビディアを買っていますが、途中で下落幅の大きさに耐え切れなくなり、かなりの部分を売却してしまいました。

そこで踏みとどまってホールド出来ていれば、私の資産額は現在、軽く億を超えていたはずです。

ですが、当時はAIブームやエヌビディアのブランド価値がここまで高まるとは想像できなかったし、業績も不安定でした。当時の自分の投資経験はまだまだ浅く、投資家としての目線も定まっていなかったので、やはり買い持ちは難しかったのだと思います。

また、個別株は倒産し、価値がゼロになる可能性もあります。エヌビディアの場合は、近い将来AIブームが去り、業績悪化や投資家の失望売りにより、例えば株価が50%以下になる可能性は大いにあります。

そういったリスクを理解した上で、それでもリターンを追及したい、というのが私の投資スタイルになっています。

個別株は運の要素が強い

エヌビディアの爆上げの恩恵を上手くとらえられた事で、偉そうに書いておりますが、結局のところは「運が良かっただけ」とも思います。

いくら銘柄分析を極めても、株価が上がる(更に爆上げする)かどうかは神のみぞ知るところであり、私の場合はたまたまエヌビディアで当たりくじを引いた、というのが実際のところです。

巷には「●●株を買えば絶対儲かる!」みたいな情報が溢れていますが、基本的に個別株投資は再現性に乏しく、どんなに高尚なロジックを振りかざしても、結局は運試し的な要素も強いと思います。

ただ、それでも自分の投資勘や銘柄選択に自信がある、もしくはそれらを養っていきたい方には、個別株投資はチャレンジするだけの魅力や面白さがあると思います。

まとめ

私が狙っている個別株の特性を一言で言うと、「爆上げ」という事になります。

エヌビディアを例にその爆発力をご紹介しました(私の場合は元本134万円に対して、約1,000万円の含み益)。

私の目線としては、「2年~3年で2倍か、それ以上」になると期待できる5銘柄に厳選し、分散投資しています。

ただ、得てして大化けする可能性のある銘柄はハイリスク・ハイリターンでボラティリティが高く、買い持ちするのが大変な銘柄が多いです。エヌビディア然り。それを理解しバイ&ホールドできる=ジェットコースター銘柄でも乗りこなせる胆力を備えている方は、ぜひ個別株投資にチャレンジしてもらえればと思います。

・ではどんな銘柄を、どのような視点で選べばいいの?
・エヌビディアは既に爆上がりしているけど、株価はまだ上がると思っているの?

などなど、話題は尽きませんね。今後も個別株の魅力を語っていきたいと思いますので、お楽しみに。

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