前回は12月単月の資産増+819万円(過去最高)を受けて「好調な時こそ自分のリスク許容度を見直そう」という話をしました。
今日は12月の資産増の中身を検証してみたいと思います。
上図は資産クラス別の11月末→12月末の1か月間の評価額の比較です。
ちょっと分かりづらいので、パート別に詳しく見ていきます。
個別株の資産増:+567万円
個別株6銘柄による資産増は、+567万円でした。
※但し、自社株の資産増+205万円については、持株会を通じて、給与+ボーナスを原資とした約66万円分の自動買付を含みます。
為替が11月末の1ドル=約149.75円から157.18円と約5%円安に進んだので、円安+株高効果により個別株が大きく伸びました。
特にテスラが+124万円と好調でした。
他5社も市況に恵まれ、其々が健闘しました。地味にアップルが+71万円と好調でした。
インデックス投信の資産増:+239万円
インデックス投信による資産増は、+239万円でした。
12月のS&P500は、6,040.11→5,881.63と月末に失速しマイナス2.5%でした。
一方で、円安(約5%)の影響で円ベースでの資産額は伸びました。
リスク資産への追加入金:227万円
但し、上述の資産増は自己資金からの追加入金227万円を含みます。その詳細は以下です。
12月は新NISA枠を全て埋めるために多めの入金をしました。
・米国個別株5社に約77万円。
・インデックス投信(eMAXIS Slim米国株式S&P500)に約150万円。
この入金を除外すると、株式の資産増は+490万円、インデックス投資の資産増は+89万円でした。
この1か月、私は上記銘柄をホールドしていただけですから、複利の力を実感しますね。
ここから先はややマニアックな話となりますが、、、
米国債:324万円分を売却し現金化
米国債は将来の利下げを見据えて(キャピタルゲイン狙い※)保有しながらも、4%程度の配当(分配金)を得つつ、現金が必要になったら機動的に売る、という緩衝材のような位置付けで2023年11月頃から少しずつ買い増してきました。
※この狙いですが、2024年は上手くいきませんでした。
12月は年末で2024年の新NISA枠を埋めるために一気に入金したので、現金比率が下がっていました。現金比率を上げてバランスを整えるため、この米国債の内、324万円分を売って現金化しました。
なお、私の基本的な現金保有の目安は、「生活防衛資金として、最低月間生活費50万円 x 6か月分=300万円を確保しておく」という感じでやっています。
12月末時点の現金:593万円から、生活防衛資金300万円を引いた、293万円が投資余力資金となります。1月以降は、ペースを保ちながら、ここから米国株に資金を投入していく予定です。
どのようなペース配分かについては、また別記事で書きたいと思います。
まとめ
以上、12月の資産増+819万円の背景を検証してみました。
自己資金からの入金を除外した株式の資産増は+490万円、インデックス投資の資産増は+89万円でした。
単月でこの伸びは過去最大級で、複利の効果を実感するところです。但し、私ぐらいの資産規模だと、まだまだ入金力が大切になってきます。
次回は12月末時点の私のポートフォリオと、各銘柄の含み益をご紹介できればと思います。
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