今日はまずは尊敬するウォーレン・バフェットさんの名言から。
“私は独創的なことをしたいし、毎日、自分のやりたいことをしたい。お金があれば、それが可能になるのです。“
I like to be inventive. I want to be able to do what I want to do every day. And money lets you do that.
ー2013年1月20日 CBSニュースー
10歳のバフェット少年が見た夢と、40歳の私
バフェットさんは幼い頃から「ミリオネアになりたい」という希望を口にしていましたが、そのきっかけの一つとなったのが10歳の頃、父ハワードと一緒にニューヨーク証券取引所を訪ねた時でした。
バフェット少年と父は、ニューヨーク証券取引所でオランダ人アト・モルとランチを共にしました。ランチを食べ終わると、なにやら色々な種類のタバコの葉を載せたトレイを持った男がやってきて、アト・モルが葉を選ぶと、男はそれで葉巻をこしらえました。そしてアト・モルが優雅に葉巻を燻らすこの光景が、10歳のバフェット少年の心をとらえました。当時のアメリカはまだ大恐慌のあとの混乱から完全には立ち直っていませんでした。しかし、証券取引所では優雅に特別あつらえの葉巻を吸う人がいて、その様子を見たバフェット少年は葉巻には興味はないものの、こう考えました。
”お金があれば、それで自立できる。自分の人生でやりたいことが、それによってできるようになる。それに、自分のために働くのがいちばん。他人に指図されたくない。毎日毎日、自分がやりたいことをやるのが重要”
ちなみに、父とニューヨークを訪ねた時に、ニューヨーク証券取引所に行きたいと言ったのは、なんとバフェットさん自身だそうです。当時10歳ですよ!更にアト・モルの姿を見て、このような希望を抱く時点で、やはり彼はただ者ではありません。
かたや私自身は、中学・高校時代はもちろん、大学生時代もテニスに夢中で、就職活動は企業のブランドイメージ重視で、社会人となり40歳を迎えた今、ようやくバフェットさんのように、「自分らしく生きる」ことを本気で考え(入社初日からずっとモヤモヤしてはいましたが)、アクションを開始したのですから。
40歳からでも遅くない
でも、40歳になろうが何歳になろうが、年齢は関係ないのかもしれません。今の私は、バフェットさんのように、会社に帰属せずとも、毎日、自分のやりたいことで一日が進んでいく。バフェットさんの言葉を借りれば、まるでタップダンスをしながら仕事場に向かう。そんな日々の実現を目指して、今の仕事や生活に向き合っています。
会社勤めが性に合っている人や、大企業だからこそできるスケールの大きな仕事にやりがいを感じる方にとっては、サラリーマンはむしろ天国でしょう。とても天国とは言えないけれど、「苦あれば楽あり、まあサラリーマンも悪くないよ」という方も多数いらっしゃると思います。
ただ、私のように16年間サラリーマンをやってきて、「やはり違うな」と確信するならば、バフェットさんのように、会社勤めをせずとも、やりたいことができるよう、人生を切り拓いていくしかありません。
そして、シンプルですが、お金があればそれが可能になる。
お金は単なる手段に過ぎませんが、それがあることで自分の人生を切り拓く自由を得られるのは確かです。これからもバフェットさんの言葉を胸に、その日を目指して頑張っていこうと思います。
あなたにとっての自由とは何ですか?
それでは、また!
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