体育会系商社マンの米国株投資

経済的自立を達成し、会社に帰属せずとも自分らしい自由な人生を目指しています。

2月末時点の資産の記録

2月はあまりブログの更新が出来ず、あっという間に1か月経ってしまいました。

月初なので、記録として2月末の金融資産残高の報告を。

1月末→2月末の変動

1月末→2月末でマイナス626万円と資産が減った1か月でした。年初からの2か月で大体1,000万円ぐらい資産が減りました。まあまあ大きな減少ですが、今月も特に気にする必要はないかな、という感じです。

1,000万円は大金ですが、特に心が乱れることもなく、「そういう時もある」と普段通りに日常を過ごせているので、投資家としての力量が少し上がったかなと思います。投資と良い距離感が保てている、とも言えそうです。

個別株はマイナス358万円。インデックスはマイナス143万円でどちらも軟調。

個別ではテスラがマイナス176万円、自社株(商社株)がマイナス95万円。テスラは不買運動が広がっており、3月は更に下がりそうな雰囲気です。

銘柄別の損益

銘柄別では、2月も大きな変化なし。

短期保有目的のTMF(米国債3倍レバレッジETF)に15%程の利が乗ったので、売却しました。買い:40ドル(昨年12/25)→売り:46ドル(2/27)で、利ザヤ6ドルx 50株=300ドルの粗利益。基本は長期投資派ですが、短期トレードで利ザヤを稼げる、という確信度が高い場合に限り、チャンスがあれば行います。

目的としては、小遣い稼ぎ+相場観のトレーニングといった感じです。本質ではないので、過度なリスクテイクは禁物です。

米国債(10年国債)の利回りが再び5%付近まで上昇したら、またTMFを仕込むかもしれません。同様に10~15%程度の利が乗った所で手放す短期トレード目線で。

ただし、このような短期売買は費用対効果を考えると、今の自分の状況では、せめて100万円を投入して税後で最低10万円は稼がないと割に合わないと感じました。

100万円 x 15%の売却益=粗利15万円ですが、そこから手数料(米国株の場合の買い+売りの合計約1%)と税金(売却益15% x 税率20.315%=3.05%)を差し引くと、結局手元に残るのは約11万円です。やるなら(短期売買で稼ぐなら)、最低でもこれくらいのイメージですが、買ったらほったらかしの長期投資と異なり、短期は株価をチェックしたり、今後の展開を思案したりとそれなりの労力が必要なので(それはそれで楽しいのですが)、私の場合は余裕があるとき&手堅く稼げる確信度が相当高い場合のみに限定されると思います。

トップ5銘柄

こちらも特に大きな変化なしです。先月同様、含み益の8割は、①インデックス投資、②エヌビディア、③自社株のTop3で稼いでいる形です。

ポートフォリオ

先月末時点と比べて、インデックス投資比率が34.2%→35.2%と上昇。安定度の高いインデックス比率は、最低3割はキープしたいので、悪くはない変動です。現金比率が5.4%→4.5%(約350万円)と下がり、現金余力が厳しくなってきました。来月以降、何かを売って現金にする必要に迫られそうです。

米国株比率

2月は現金比率が減少し、米国株比率が74.9%→75.7%と上昇。もともと米国株比率を8割以上にしたいと思っているので、これもOKな変動です。

資産総額の推移

単月マイナス626万円といっても、この2年間が良過ぎたので、特に気にしていません。先月の記事の通り、2025年はボラ高めな相場=まだまだ下がる余地があると想定しています。しかし、下げ相場はむしろ安く仕込めて、将来振り返れば買い場だった可能性は往々にしてあるので、淡々と積立投資を継続します。

月別の資産の増減

こうやってみると2024年後半以降の月次の変動幅が大きいですね。総資産額が増えたので当然といえば当然ですね。

比率でいくと、1月はマイナス4.4%、2月はマイナス7.5%と結構大きな減少でした。ただ、私はボラの高い銘柄群に投資しているので、「有事の際はマイナス50%」を意識(覚悟)しています。なので、この程度のマイナスは許容範囲内です。

まとめ

2023年~2024年の相場が好調すぎたため、今後は資産が弱含む展開も想定しています。先月の記事では「8,000万円のラインを簡単に割り込む可能性は高い」と書きましたが、いとも簡単にその通りになりました。この調子だと、7,000万円のラインを割り込む可能性も高そうです。

しかし、5年先を見据えた中~長期のスタンスで投資しているので、5年後(更に10年後)に増えていれば問題はなく、相場が軟調になればむしろ買い場とポジティブにとらえて、淡々と積立投資を継続する方針に変わりなしです。

以下は先月の記事そのままですが、再掲です。

振り返れば、2022年はハイテク株中心のポートフォリオ(PF)に思い切って切り替えた直後に、下落相場を迎えました。2022年のS&P500は年間マイナス19.4%、Nasdaqはマイナス33.1%と厳しいドローダウンでした。上図を見ても、2022年は相当入金していたにもかかわらず、資産額はほとんど増えていません。

しかし、その厳しい期間を耐えた(売らずに買い持ち+追加投資を継続した)ことで、2023年以降に大きなリターンを得ています。この経験を糧に、2025年が下落相場だったとしても、めげずに積立投資をして、将来の布石にできればと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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