6月も終わり、2025年も折り返し地点を回りました。
相場はあれよあれよという間に戻り、S&P500とナスダック総合は6/27に最高値を更新。
最近の相場は「戻りが早い」ですね。
前半戦の結論としては、4月前半の混乱時に買い向かえた投資家が報われた形です(買えた方、おめでとうございます)。
エヌビディアの買い場を逃した
私としては、エヌビディアが「90ドルを下回ったら買い」と思っていたものの、まさかそんなに早く下がるとは思わず、買い場を逃したのがちょっと悔やまれますね。上図のチャート(赤丸)が示すように、4/7頃にエヌビディアは一時PER20倍の線にタッチしました。
株価は一時90ドルを下回りました。
その後はスルスルと上がり、PER30倍の定位置に戻りました。
株価は先週に最高値を更新し、更に160ドルを伺う形です。
エヌビディアのような超優良銘柄でも、市場が悲観した時には売り込まれます。
今回は米中関税戦争が懸念され、半導体関連が特に売り込まれました。
そんな中でも果敢に買い向かっていける投資家がリターンを得ていますね。
以下、著名投資家のエル【L】さんからコメント頂きましたが、95ドルでエントリーされたようです。
足元の株価で+66%程の含み益ですから、さすがですね。
95ドルで再エントリー出来ました😊 https://t.co/Wtw5CVQTj7
— エル 【L】米国株投資実践日記🇺🇸🇯🇵📚 (@leveraged1) 2025年5月29日
どんな優良銘柄であっても、売り込まれている時に買うのは簡単ではありません。
普段から「PER20倍」「株価90ドル」「株価20%下落」などの自分で決めておいた基準値にヒットしたら迷わず買う、という自分なりのルール、行動指針を持って置くことが大事ですね。
5月末→6月末の変動
5月末→6月末で資産はプラス368万円でした。
4月末時点で年初来マイナス約1,500万円でしたが、5~6月で1,000万円程取り返した形です。
個別株はNVIDIA、Microsoft、Amazonが好調でした。
野村webローンの借入状況
以下記事の通り、慢性的な現金不足のため「野村webローン」という証券担保型の借入をしています。
6月は80万円を追加借入し、合計260万円借りていました。
6月末でボーナスが入ったので一旦210万円を返済し、借入を50万円まで減らしました。
一旦借金ゼロにリセットするつもりでしたが、色々と支出が多く、全部返すとまた現金がなくなってしまうので・・・。
見事に野村webローンの術中にハマっております。
年末までには現金比率を引上げたい(不動産売却によるキャッシュインor株売却)と思っていますが、どうなることやら。
銘柄別の損益
銘柄別では、6月も大きな変化なしでした。
先月に引き続き、トラック向け自動運転技術のAuroraを追加購入しました。
6月からは積立額を3万円→6万円に増やしています。
5/1に「米国初の自動運転の商用サービスを開始」しましたが、最近はやや売り込まれており、マイナス24%と低調。
短期の動きは気にせず、5年後、10年後に花開くことを期待して、焦らず、少額の毎月積立投資を続けていきたいと思います。
We are making history — our Dallas to Houston hauls are the longest trips in autonomy on American public roads with no one behind the wheel. See how: https://t.co/47dRnpsaeX $AUR pic.twitter.com/f7EcbCEZqv
— Aurora (@aurora_inno) 2025年5月1日
こちらから実際の完全自動運転の動画が見られます。
なかなか凄くないですか?
トップ5銘柄
こちらも特に大きな変化なしです。
先月同様、含み益の8割は、①インデックス投資、②エヌビディア、③自社株のTop3で稼いでいる形は変わらず。
ポートフォリオ
エヌビディアの比率が先月13.4%→15.0%と上がりました。
ボラは高いものの、順調に育ってくれており、何よりです。
バランス的には、自社株を一部売って、現金比率を高める(5%程度まで)のが理想なのですが、自社株には80%以上の利益が乗っているため、売ると課税されて投資効率が下がるので、悩ましいところです。
米国株比率
米国株比率は先月末75.4%→77.1%とアップ。目標とする8割に近づいてきました。
資産総額の推移
年初来ではマイナス500万円ですが、2年半ではプラス5,000万円と大きく増やせています。
今後も短期の動きは気にせず、中長期スパンで増えていれば良しとします。
月別の資産の増減
1月~4月での合計マイナス1,500万円は過去最大の資産減少だったように見えます。
しかし、それも軽い暴落か調整といった程度ですので、本当の大暴落がきて、例えば全資産がマイナス50%となれば、資産はマイナス4,000万円となる訳です。
平時からそういった最悪のシナリオを想定し、自分はその下落幅に耐えられるのか?自問自答しておくのが良いと思います。
まとめ
市場は落ち着きを取り戻し、S&P500は過去最高の水準まで戻ってきました。
しかし、今後もボラの高い相場は継続すると想定しており、再び厳しい下げ相場がくるかもしれません。
5年先を見据えた中~長期のスタンスで投資しているので、5年後(更に10年後)に増えていれば問題はなく、相場が軟調になればむしろ買い場とポジティブにとらえて、淡々と積立投資を継続する方針に変わりなしです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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