9月のNISA買付記録です。今月も月初に恒例の定期積立を実行したので、相場観とともに簡単に振り返ります。
個別株(37万円)

個別株の積立投資ですが、先日の記事の通り「生成AIの成長にBETする」方針に沿って、構成を少し変えています。Appleの積立をストップし、その分をNVIDIAとBroadcom(AVGO)に振り向けています。
相場観と今後の投資方針
足元、S&P500は最高値を更新。FRBが今年初の利下げを決定し(政策金利 を0.25ポイント引き下げ、4.00~4.25%に)、市場は素直に好感していますね。
年初を振り返れば、2025年の見通しは、私が信頼する有識者のコンセンサスでは、「PER18-22倍、S&P500は5,500-6,500のレンジで推移」という見方でした。概ねその通りですが、底値としては4月に5,000を一時割り込み、高値としては現在6,600を少し超えて推移しています。有識者の想定より、上にも下にもボラが高い一年となっています。現在、PERは以下図のように22倍を少し超えており、過熱感は確実にありますね。
しかし、メガテックの業績はそれなりに伴っており、「生成AIの成長にBETする」という方針に変わりはなく、今後さらに成長するであろうAI市場の「金のつるはし」的な立ち位置でワイドモートを維持するNVIDIA(次点としてAVGO)への投資比率をさらに高めたいと考えています。そのため、10月は割高となっているTeslaの積立を一旦ストップして、その分をNVIDIAに振り分ける予定です。以下のイメージで、赤字が変更点です。
8月から積立を開始したAVGOはかなり好調。今は無理して買わない。
AVGOは9月中にAppleを一部売り、その資金で厚めに買い増そうと考えてましたが、その前に(9/4頃に)ググっと伸びてしまいました。決算発表でAI関連収益の成長が好感された形。
上図のチャートを見ると、足元でAVGOは買われ過ぎのサインであるRSI 70を超えており、今は無理して買う局面ではないかと。むしろ、赤丸の部分、4月にドカンと落ち込んでいる点に注目したいです。AVGOは半導体の中でも特にボラが高いので、市況が悲観的になれば、これまで一気に上がってきた分だけ、落ちる時はとことん落ちます。そのうち300ドル以下まで下がる局面は来ると期待し、とりあえず毎月1株ずつ買い増しながら当面は様子を見たいと思います。
Appleを一部売却
さて、9/17にAppleを一部売却しました。約700万円の持ち高の内、まずは50万円ほど。(237.17ドル x 14株=3,320.38ドル)
これまで個別ハイテク株は基本的に「買い」のみで「売り」はあまりしてきませんでしたが、保有銘柄の成長への確信度が落ちた場合は、リバランス的に、より確信度の高い銘柄にシフトし、バランスを整えることも必要かと思います。次のステップとしては、9月下旬~10月中に再び50万円分ほど売る予定です。
将来的には300万円=ポートフォリオの3%程度まで落としたら、残りは長期保有のイメージです。少し残す理由ですが、全て売ってしまい、仮にその後にAppleが爆上がりした時の「後悔」を和らげる効果と、スティーブ・ジョブズは私が最も尊敬する人物の一人であり、株主として、今後も(生涯にわたり)Appleを応援したいの2点です。
インデックス投資(20万円)と積立ファンドの変更

インデックス積立投資の方はいつも通りです。が、10月からは積立対象を「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」に変更する予定です。理由は一言で言うと、「長らくemaxis slim S&P500で積立してきたが、だいぶ育ってきたので、もう少しハイリスク・ハイリターンに寄せたい」からです。以下中段が8月末時点のインデックス保有銘柄です。
冒頭の「生成AIの成長にBETする」方針に従うと、今の私の目線ではNISA積立投資枠に於いても、500銘柄に広く分散されているS&P500より、メガテック・AI銘柄の比率が高いNASDAQ100の方が合理的に見えます。感覚がマヒしているのかもしれませんが。
其々を俯瞰してみましょう。下図はS&P500の過去3年間のパフォーマンス(ヒートマップ)です。
続いてNASDAQ100。こうやって見比べると、NASDAQ100の方がシンプルにメガテック系に絞り込まれています。
下図の通り、構成比率を見ると、分散が少ない分、トップ10銘柄で50%以上を占めており、私が現在積立している5銘柄の合計では32%。またセクター別ではテック比率が50%を超えています。逆に私にとっては不要に感じるディフェンシブなセクターはほぼ入っていないので、より私の好みに振り切っているインデックスと言えます。結論、私の個別株投資はNASDAQ100(QQQ)だけひたすら買い続けるのとパフォーマンス的には大差ないと思われますが、まあ、買いたい株を個別に買う方が面白いので・・・。
ただし経費率が難点
調べた所、NISA積立投資枠で積立可能なファンドは大和の「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の一択です。ただ、このファンドの難点は信託報酬が約0.5%とやや高い点です。同じNASDAQ100系では、「ニッセイNASDAQ100インデックス」は信託報酬が0.2%と安く、こちらの方が人気があるのに何故か買えない・・・(NISA成長投資枠では買えます)。ちょっとした歪みになっています。
背景としては、NASDAQ100は金融庁の指定インデックス外だからのようです。積立投資枠で使える投資信託は、金融庁が定めた指定インデックスに連動するものに限られます。例:TOPIX、S&P500、MSCIオール・カントリーなど。NASDAQ100はこのリストに含まれていないため、原則対象外とのこと。
その中で、大和が何とかねじ込んだ、という形のようです(そういう意味では、1銘柄でもあって有難い)。
これまで積み立ててきたemaxis slim S&P500の信託報酬は0.10%以下なので、0.40%以上のコスト差があります。20年~30年(もしくは一生)の超長期でみたら、こちらの方が最適解である可能性が高く、なにより心理的に安心です。ただ、5年~10年ぐらいの中期目線では、私個人としてはNASDAQ100はコスト差以上のリターンを出す可能性が高いと見ており、少なくとも今後2年ぐらいは「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」で行ってみようと思います。